【高校野球】怪物・清宮の力を引き出す主砲 甲子園出場への鍵握る加藤の存在
「1年生らしからぬ雰囲気」、清宮の実力を認める加藤
「2人が並んでいることが大きい。加藤は打つ、つなぐと状況に応じてプレーしている。清宮も加藤が後ろにいる分、勝負ができていい結果が出ている」
22日の準々決勝・八王子戦後、和泉実監督も目に見えない「4番の仕事」の大きさを称えた。
加藤は、清宮が大きく注目されてる状況にも「1年生らしからぬ雰囲気があって、腹も据わっている。技術もパワーも申し分ないと思う」と後輩の活躍ぶりを認めている。
「去年は4番を打たせてもらったのに、自分の心の弱さがあって上級生の夏をつぶしてしまった。その時の先輩たちの分も絶対、優勝がしたいです」
24日の準決勝は優勝候補の大本命・日大三戦。清宮へのマークが厳しくなる中、5年ぶりの甲子園出場への鍵は、この背番号2が握るかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count