【高校野球】今夏甲子園の「BIG3」は? スカウトが注目する今秋ドラフト候補たち

注目のオコエは「陽岱鋼のようなタイプ」

◯関東第一・オコエ瑠偉(外野手、183センチ、85キロ、右投右打)…高岡商戦/6日目第2試合

 野手で最も大きな期待を集めているのが、俊足好打の中堅手。プロでも珍しいナイジェリアとのハーフで50メートル5秒96の俊足が売り。東東京大会決勝で、センター前ヒットを二塁打にした活躍も記憶に新しい。プロのスカウトは「日本ハム・陽岱鋼のようなタイプ」と評す。三拍子揃った身体能力で甲子園で躍動すれば、ドラフト上位での指名も見えてくる。

 戦前の注目度では、この「BIG3」が群を抜いているが、かつての早実・斎藤佑樹(現・日本ハム)のように大舞台で快投し、一気に評価が高まることもあるのが、面白いところ。自身初の甲子園で一気に大ブレイクが予想される原石もいる。

◯花巻東・高橋樹也(投手、176センチ、74キロ、左投左打)…専大松戸戦/2日目第1試合

 OBの西武・菊池になぞらえ、「雄星2世」と騒がれる146キロ左腕。岩手大会3回戦で14奪三振を記録した。みちのくNO1投手が自身初の甲子園のマウンドで快投すれば、快速サウスポーとして評価が急上昇する可能性は十分考えられる。

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