【高校野球】今夏甲子園の「BIG3」は? スカウトが注目する今秋ドラフト候補たち
ドラフト候補の両腕を擁する東海大相模、小笠原は1位指名間違いなし!?
3日に組み合わせが決まった第97回全国高校野球選手権大会。大物ルーキー・清宮幸太郎を擁する早実ばかりが、メディアにクローズアップされているが、今大会を盛り上げてくれそうなプロ注目の3年生も揃っている。
まずは今秋のドラフトでも、指名が確実視される期待の3人を紹介する。
◯東海大相模・小笠原慎之介(投手、180センチ、83キロ、左投左打)…聖光学院戦/7日目第1試合
「大会NO1投手」との呼び声が高い。高校生左腕では希少な最速150キロのストレートを投げ、プロからの評価も高い。あるスカウトは「今秋のドラフトでは1位指名は間違いない」と話しており、活躍が注目される。
◯東海大相模・吉田凌(投手、181センチ、70キロ、右投右打)…聖光学院戦/7日目第1試合
小笠原とチームメートの151キロ右腕。2年夏の神奈川大会決勝(向上戦)で消えるように落ちる縦のスライダーを武器に大会タイ記録の20三振を奪い、来秋のドラフト1位候補と騒がれた。
今春は不調でプロの評価を落としたが、潜在能力は一級品。神奈川大会では「ピッチングがまとまってきた。春から復活の兆しが見えている」と指摘したスカウトもおり、プロ側にとっても目利きの力が問われるかもしれない。