日ハムと仮契約のドラ1上原 「自分たちの世代を引っ張っていける存在に」
ヤクルト1位原、DeNA1位の今永には「現時点で及んでいない」
日本ハムからドラフト1位指名された明大・上原健太投手が11日、東京都府中市の明大野球部合宿所で入団交渉し、契約金9000万円、年俸1300万円で仮契約した。
1993年度生まれで、球界では侍ジャパン日本代表のソフトバンク・武田翔太投手と同級生。身長191センチから最速151キロの直球を投げる大型左腕は、阪神ドラフト1位の明大・高山俊外野手、DeNA1位の今永昇太投手らと黄金世代を作る意気込みを語った。
――仮契約を終えての心境は?
「はっきりと実感もわいてきて、プロの世界でやっていく気持ちになりました。心の準備が出来ています」
――10日に明大同級生で阪神ドラフト1位の高山、同2位の坂本らと東都大学野球1、2位入れ替え戦をスタンドから観戦。ヤクルト1位の原、DeNA1位の今永の“ドラフト1位投手対決”だった。
「2人の投げ合いを見させてもらって、やっぱりレベルの高い投手と実感しました。いい刺激になって、プロで負けたくない気持ちがわいてきました。負けないように頑張りたいと思います」
――現時点で今永、原と自身を比べると?
「現時点では、あの2人に及んでないと思っています。それでも、負けるつもりはないです。強い気持ちを持っていきたいです。2人は結果を残している。それぞれのチームでエースの役割を果たしている。これは自分に足りなかったことと思っています」