通算90勝の帆足氏だけではない 実績十分で打撃投手に転身した選手は?
DeNA・東野は巨人で開幕投手も
◯阪神・嘉勢敏弘
94年ドラフト1位でオリックス入り。97年に仰木監督の勧めで外野手兼投手の二刀流に挑戦。01年に投手に登録変更し、リーグ最多70試合に登板した。04年に現役引退。プロ通算成績は投手では136試合登板で3勝7敗、防御率4.84。野手では272試合出場で打率1割3分5厘、0本塁打、9打点。
◯DeNA・吉見祐治
東北福祉大4年時に2000年シドニー五輪に出場。同年ドラフト2位で逆指名で横浜入り。02年に11勝。10年途中に金銭トレードでロッテ移籍し、13年には阪神に入団。14年に現役引退した。プロ通算267試合登板で44勝62敗、防御率4.84。
◯DeNA・東野峻
2004年のドラフト7巡目で巨人入り。10年に13勝を挙げ、翌11年に開幕投手を務めた。12年オフ、オリックスにトレード移籍。14年オフに戦力外通告を受け、合同トライアウトでDeNA入団。今季限りで現役引退。プロ通算124試合登板で32勝30敗2セーブ、防御率3.43。
◯ソフトバンク・金沢健人
1998年ドラフト2位で阪神入り。07年開幕前に日本ハムへトレード移籍し、08年に戦力外通告。09年はオリックスにテスト入団し、10年途中にソフトバンクへトレード移籍した。11年に53試合登板でリーグ優勝、日本一に貢献。13年に現役引退。プロ通算332試合登板で15勝11敗4セーブ32ホールド、防御率3.73。
◯ソフトバンク・渡辺秀一
1993年ドラフト1位でダイエー入り。94年に31試合登板8勝4敗で新人王を獲得。96年に9勝。01年に現役引退。プロ通算140試合登板で27勝30敗、防御率3.89。