前田健太、“惜別会見”の一問一答 広島ナインへ「カープを優勝に導いて」
マツダスタジアムで会見、ド軍と契約まで「人生で一番不安に」
ポスティングシステム(入札制度)で広島からドジャースに移籍した前田健太投手が11日、マツダスタジアムで記者会見を行った。冒頭では「この度、ポスティングシステムを利用し、広島からドジャースに移籍することになりました。9年間お世話になった広島カープには感謝の気持ちでいっぱいです。しっかりと結果を出してカープに恩返しできるようにこれから頑張っていきたいと思います」とあいさつ。その後、愛するカープへの想い、メジャー移籍への決意、契約が決まるまでの不安などを語り尽くした。
以下は会見の一問一答。
――今の率直な気持ちは?
「ホッとしたのが今の気持ちです。不安もあったので、やっとスタートラインに立てたなと」
――ロサンゼルスではドジャースタジアムも見たと思うが。
「いろんなところを見させてもらって、ここでスタートするんだという気持ち、ここで結果を残さないといけないという緊張感もあった。いい刺激、緊張感をもらって帰ってきました」
――メジャーで投げている姿を思い浮かべた?
「会見ではユニホームに袖を通させてもらいましたし、マウンドにも立たせてもらったので、ファンが入った中で早く投げたいという気持ちで投げている姿を想像しました」
――メジャーのキャンプは日本とは違う。
「もう『なるようになれ』ということで、向こうに行ってから全て自分のことを考えたいと思いますし、かたい考えを捨てて、向こうにいってすべてのものを吸収したいと思いますし、その時その時の流れに乗って対応していければ」