動画再生は異例14万回、人気高まるロッテドラ3成田、その実力と不思議な縁
地元局では軒並み視聴率増、動画再生回数は2日で6万回突破
秋田朝日放送では2月2日の夕方のニュースで、成田のキャンプでの奮闘を番組の冒頭のトップニュース扱いで報道。視聴率は現地で約17%を記録した。「これはいつもの平均より5%ほど、高いと考えていいと思います」と同局関係者は興奮気味に話す。
通常は視聴率が大きく変化をする時間帯ではないのだが、成田のニュースが始まるとオンエアされた5分間ほどの間に3%以上も上昇するなど、ハッキリとした動きがみられた。「成田投手には視聴率を引き上げる力があると考えられます」と同局関係者。昨年9月8日に同局の番組にスタジオ生出演した際にも視聴率は15%を記録。最大瞬間視聴率が20%近くまで上昇した。
「この日は他局に圧倒した結果になりました。成田投手の秋田での人気は抜群。ルックスはもちろん、甲子園での活躍。そしてこれからプロで頑張ってほしいという秋田県民の想いが、後押ししているのだと思います」と秋田朝日放送関係者はまるで自分の息子を自慢するかのように、まくしたてた。
その人気はマリーンズ公式ユーチューブチャンネルでも顕著だ。1月中旬にロッテ浦和球場のブルペンでの投球練習映像をアップすると、2日で6万再生回数を突破。その後も上昇を続け、2月6日時点では14万回に達している。選手をクローズアップしたマリーンズの動画はアップ後、一ヶ月で大体、1万回から2万回の間で推移することが多い。これを踏まえると特筆すべき数字だ。