2016年“ブレーク予報” 定位置奪取、ローテ入り期待の各球団選手は?
野手転向の28歳育成選手はブレークなるか
▽オリックス 駿太外野手
高卒6年目の22歳。昨年は135試合に出場も打率は.234だった。毎年期待をされているが、今年も外野のレギュラー獲りへの注目が集まる。糸井、T-岡田、新外国人ボグセビックら、能力の高い選手が揃う外野手の争いを勝ち抜けるか。
▽楽天 片山博視外野手
2005年の高校生ドラフト1巡目で入団。2年連続50登板するなどしたが、昨年2月に野手に転向した。オフには育成契約となった10年目、28歳の苦労人。今年の紅白戦では早速、本塁打を放つなど、ヤクルト雄平のようなブレークに期待。
【セ・リーグ】
▽ヤクルト 田川賢吾投手
キャンプは2軍だが、レッドソックス上原からブログで「素材は素晴らしい」とお墨付きをもらった21歳。2012年のドラフトで3位指名を受け、高知中央高からヤクルトに入団。プロ2年目の2014年には腰椎椎間板ヘルニアの摘出手術を受けるなど、まだ1軍登板はない。しかし、身長189センチ、体重79キロと恵まれた体格を誇る。
▽巨人 岡本和真内野手
高卒2年目でキャンプ1軍帯同となった。昨年は高卒ルーキーながらDeNA戦で本塁打。かつての主砲・村田修一との三塁争いとなる。まだ19歳で経験と実力の差があるため、高橋監督が思い切って起用し、チャンスを与えれば大ブレークの可能性も十分。