突き付けられた新たな課題 四国IL選抜の次なる術とは?
中島監督「この経験を生かして次につなげるようにしてほしい」
○中島輝士監督
「ケベック・キャピタルズは噂通りの打撃のチーム。素晴らしいですよ。それも完ぺきに捉えている。パワーはすごい。(大敗は)これはもう『流れ』。序盤の勢いを止められなかったっていうのもあるけど。『よーいドン!』からフォアボール、ホームラン。フォアボール、フォアボール、ホームランってことになってくると、どうしてもああいう流れになってしまいます。(先発で1回1/3KOの四戸洋明・愛媛マンダリンパイレーツについて)立ち上がりの悪さはある程度心配はしていたんだけど、だからこそこでそういうところを克服してほしいと思って送り出している。気持ちをしっかり持ってもう一回、この経験を生かして次につなげるようにしてほしい。やはり、マウンドで自分の投球をすること。今、それが四戸には一番大事なことですね」
○古川大珠捕手(香川OG)
「先発の四戸洋明(愛媛マンダリンパイレーツ)にはとりあえず声だけはかけていこうと。ただ、自分でリードしていて、打たれそうな気しかしなかったです。ケベック・キャピタルズは思い切り踏み込んで来るので、内角球で勝負したかったんですけど、とはいえ内角が甘くなるのも怖いなあって感じがあって……。これからは配球の面で鶴田(都貴・愛媛マンダリンパイレーツ)さんとか垂井(佑樹・徳島インディゴソックス)さんの『どうやって配球しているか』を見て、自分がマスクを被ったときにはいいリードができればいいなと思います」
○四戸洋明投手(愛媛MP)
「前期最終登板から試合間隔が空いていたのはあったとしても、まず自分のピッチングができなかった。『ストライクが欲しいな』と思って高めに浮いたボールを見透かされて。結果、ホームラン2本。自分が打たれた初回と2回のホームランで、完全に向こうに流れがいってしまいました。もしもう一回、投げるチャンスを与えて頂けたら、そのときには今日みたいなピッチングをせずに腕を振って、キャッチャーの構えたミットに思い切り投げたいと思います」