【高校野球】千葉大会を徹底分析、前評判を覆すような夏になるか
松戸国際・千葉経大附ブロックは…
Bシードの松戸国際は京葉工vs柏陵の勝者と対戦。隣の山を見ると実力校・東京学館と春のブロック予選で拓大紅陵を破った木更津が初戦で当たる対決も見逃せないだろう。Cシードの西武台千葉は船橋芝山と市立松戸の勝者と対戦。このブロックは実力は均一しており、勝ち上がる中で、勢いをつけることができるか。注目される。
攻撃力の高さがウリの八千代松陰は、市川東vs我孫子の勝者と対戦。我孫子は、昨秋、今春ともに専大松戸に競り合いを演じたチームで、何といっても魅力は打撃。自慢の強打に加え、投手力がより強化されるようだと、この夏の台風の目になるかもしれない。
さらに同ブロックでは吉山栄太を中心とした強力打線とさらに投手陣の層が厚い千葉商大付が同ブロックで、こちらも序盤から激しい攻防が期待できそうだ。そしてAシードの千葉経大附は、茂原樟陽と袖ヶ浦の勝者と対戦。攻撃力、守備力ともに高水準で、エース・中村亮太の安定感も高く、さらに中村以外の投手が出てくるようになると、勝ち上がりが期待できそうだ。
こうしてみると、しぶとい力を持ったチームが多数おり、やはり前評判を覆すような夏になるのではないか。今年もぜひ戦国千葉に相応しい熱い戦いを期待したい。
(記事提供:高校野球ドットコム)
http://www.hb-nippon.com/column/46-soukatsu/10672-20160618no331t
【了】
高校野球ドットコム編集部●文