第3回WBCで日本が屈したあのチームが進化!? 豪華すぎる先発予想オーダー
混戦必死のプールD、プエルトリコはベネズエラとの大一番で幕開け
来年3月に開催が迫る第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。2大会ぶりの世界一奪還を狙う日本は、先日メキシコ代表とオランダ代表との強化試合を終え、本番に向けての戦力見極めを行った。海を越えたアメリカでは、今季ナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたマックス・シャーザー(ナショナルズ)が参加意思を表明、ロッキーズの三塁手ノーラン・アレナドも参戦を表明するなど、一流戦力が続々と集結。メキシコ代表、オランダ代表の両監督も「メジャーリーガーはほぼ全員参戦する」というメッセージを残して離日するなど、参加16チームはそれぞれ屈指の人選をする見込みだ。
そんな中、WBC Inc.は先週大会の全日程を発表。4チームずつ4つのプールに分かれて行われるファーストラウンドはいずれも混戦が予想されるが、中でもプールDでは前回準優勝だったプエルトリコが、初戦でいきなり強豪ベネズエラと対戦することが明らかに。スペイン語版のMLB公式インスタグラムでは、両軍の予想先発オーダーを掲載。これに先駆けて掲載されたドミニカ共和国vsベネズエラの予想ラインアップに続き、その豪華さに驚嘆の声が上がっている。
2013年の第3回WBC準決勝で、日本が目指した大会3連覇の夢を打ち砕いたのがプエルトリコだった。前回大会も、強打の外野手カルロス・ベルトラン(レンジャーズFA)、メジャー最高捕手の呼び声高いヤディエル・モリーナ(カージナルス)らが参戦したが、今回は大幅な若返り&戦力アップの見込み。5番にベルトラン、7番にモリーナが座るが、主砲3番にはインディアンスのワールドシリーズ進出に大貢献したフランシスコ・リンドアを抜擢。2番にはプエルトリコ出身の母を持つ今季29本塁打のジョージ・スプリンガー、5番には昨季ア・リーグ新人王のカルロス・コレイアの“アストロズ・コンビ”が座っている。さらに、6番にはカブス108年ぶり世界一に大きく貢献した堅守のハビエル・バエスを選出。投手には、ツインズの若手有望株ホセ・バリオスが入っている。