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選手だけでなく社員も育成― 楽天が示す「球団で働くという夢」

全国の学生を対象にした「コンテスト型」のリクルーティング

 12月3日、4日に開催した「楽天イーグルスビジネスコンテスト」などは、球団が優秀な学生にリーチすることを目指したイベントのひとつだ。来春に就職活動を控えた大学3年生を対象にした、データ分析をもとに球団ビジネスやチーム強化に関する提案を競うコンテストで、昨年2月以来の2度目の開催となる。前回は仙台で実施したが、今回は東京・世田谷の楽天本社で開催した。これには仙台に比べると球団の認知度が低い地域の学生にも関心を持ってもらおうという考えから決まったことだという。

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12月3日、4日に開催された「楽天イーグルスビジネスコンテスト」【写真:秋山健一郎】

 提案にあたっては、社員が業務に用いているのと同等のデータが提供された。そうしたものに触れて、学生にリアルな球団の実務を体感してもらいつつ、コンテストという形式を通じて、高い分析力や提案力を持った学生を見出すことが狙いだ。

 優秀な提案は、球団が実現を検討すること、またもし提案者が採用試験を受ける場合には、書類選考や面接の免除を行うことを明言した。今回は約300名の応募があり、その中から選考を通過した全国の大学生24名が参加した。

 当日、球団から提供されたデータは、動員に関するもの、グッズの開催日別の販売状況、また2014年に楽天が球界で最初に導入したレーダーを用いて投球の回転数や回転軸、変化量や、打球の速度や角度をとらえるシステム“TrackMan”(トラックマン)で収集されたデータなど多岐に渡った。通常は触れることのできない貴重なものばかりだ。

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