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選手だけでなく社員も育成― 楽天が示す「球団で働くという夢」

選手管理用“BOS”を転用し社員のキャリア管理も刷新

 リクルーティングだけではなく、迎え入れた社員を育成する仕組みついても改革が進んでいる。チームが選手の管理に用いてきた、楽天では通称REO(Rakuten Eagles Operationの頭文字をとったもの。同時に立花社長が掲げるキーワード“Respect Each Other”の頭文字でもある)と呼んできたベースボール・オペレーション・システム(BOS)を転用し、社員の管理に用いる試みなども始まった。

 REOは選手の経歴やコンディション、試合や練習で見せた日々の細かなパフォーマンス、また監督やコーチ、フロントがどのような指導や判断を行ったかを記録、さらにオンラインで共有することで、チーム内の目線合わせを可能にし、球団運営の指針となっている。

 それと同じように、社員がどんな業務を経験してきたか、どんな成果を出したかといった情報も記録し、偏った業務だけ担当するようなことを避け、効率よく成長するためのキャリア管理を行うようにしたのだ。

 またOJTやメンター制度など、一般企業では普及しつつあるがこれまで球団では仕組みとして採り入れられていなかったサポートも導入した。

「サポート専任のスタッフを置くのではなく、私たちも含め球団にいる多くの中途社員たちが前職で受けてきたサポートを振り返って、それを参考にしながら、うちとしての制度をつくってきました。声をかけてみると前の会社で研修を担当していた時期がある、というような社員も意外といた。そういう社員には力を発揮してもらっています」(岡田部長)

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