西武がファン、選手と一緒に「かるた&ランチョンマット」を作るワケ

製作費は選手提供グッズのチャリティーオークションの収益

「食育ランチョンマット」の製作に関わったのは、現選手会長の炭谷銀仁朗。ランチョンマットの中には炭谷自身のキャラクターも登場し、エネルギー源となる主食の大切さをアピール。楽しみながら食育が出来る一品に仕上げた。

 炭谷はこどもたちへ、「僕も子供の頃は、給食を残さずしっかり食べていました。食事で健康な体をつくることは、スポーツにも勉強にも大切。しっかり健康な体をつくって、将来はライオンズのチームの一員として、またはライオンズファンの一員として、球場で皆さんと会えたら嬉しいです!」というメッセージを発信している。

「ライオンズこども基金」は、たくさんのライオンズファン・地域の方を巻き込んだ活動に発展している。

「ライオンズかるた」の製作時、1000通近い読み札への応募投稿・選手への激励と共に、「いじめを受けている友人の子供にこの言葉を届けたい」「いい取り組みなので、授業で生徒と一緒に考えました」という学校の先生のコメントまで、たくさんの思いが寄せられた。

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