イチローとの師弟の絆を象徴する“宝物” 「絶対に誰にも渡したりしない」
イチローから学んでいること、「全てにおいて尊敬している」
そんな28歳はイチローへの敬愛の念を隠そうとしない。背番号51からどのようなことを学び取っているのか――。
「僕は彼にとても影響を受けている。どの部分というよりも、全てにおいて尊敬しているんだ。日々のルーティンもそう。プロフェッショナルであり続けるということはどういうことなのか、彼を見ていれば理解できる。彼は野球に対する並外れた情熱を注いでいるんだ」
ゴードンはそう語る。
クラブハウスでは常にストレッチを怠らず、野球道具を大切に扱うベテラン。地元メディアからはグラブやバットなどを「トロフィーのように扱う」と評されたこともあった。周囲も感嘆するイチローの流儀は、同じ空間にいるトップクラスのメジャーリーガーにとっても大きな刺激となっているようだ。