WBC4大会連続出場が確実な“選ばれし”6選手 メジャーで成功した鉄人揃い
前回ドミニカ共和国を初優勝に牽引したレイエスが4度目狙う
前回優勝のドミニカ共和国で4度目の代表になるのはホセ・レイエス(メッツ)だ。前回大会は「1番・遊撃」として先発し、強敵ベネズエラ戦では5打数4安打、決勝プエルトリコ戦でも二塁打と三塁打を放ち、悲願の初優勝を演出した。WBCには通算15試合に出場し、打率.260、1本塁打、3打点を記録。大事な時に頼れるリードオフとしてチームを支えている。
中南米出身選手が並ぶ中、北米地域で唯一4大会連続出場となりそうなのが、カナダ代表のジャスティン・モーノー(ホワイトソックスFA)だ。これまでカナダは決勝トーナメントに進んだことはないが、モーノーはカナダ国旗のタトゥーを入れるほどの愛国心を持っている。WBCでは通算8試合に出場し、驚異の打率.455をマーク。記事によれば、30打席以上の打者に限れば歴代2位の高打率で、二塁打8本は歴代最多だという。カナダ代表ではジョーイ・ボット(レッズ)が出場を辞退したため、モーノーが正一塁手として出場することになりそうだ。
6選手はいずれもメジャーを代表するトップ選手ばかり。彼らが故郷の名誉と威信を懸けて戦う第4回WBCまで残すところ約2か月。世界の野球ファンを魅了する手に汗握る戦いに期待がかかる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count