「超」から「無」へ ハム大谷翔平の漢字一文字に見る進化の跡
今年は「無心で」、プロ5年目迎える大谷翔平の決意
日本ハムの大谷翔平投手が6日、千葉・鎌ケ谷市の球団施設で自主トレを公開し、2017年の漢字一文字を「無」とした。
今季は3月の第4回WBCでは投打での活躍が期待され、チームは球団初の日本一連覇がかかっている。さらに昨年12月に球団から今オフ以降のポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認されている。「無」を選んだ理由について「特になし。無心で頑張りたいと思います」と、短い言葉に力を込めた。
大谷はプロ入りから1年ごとに一文字を設定している。2016年までの一文字と理由、シーズン成績を振り返ってみたい。
○2013年 「勝」
1月5日に母校・花巻東高で自主トレを公開。自身は高校で全国制覇できず、日本ハムは12年日本シリーズで巨人に敗れた。「去年、勝てなかったので。今年1年、勝つことを目標にやりたい」と目標を語った。
高卒1年目は打者として開幕1軍スタート。投手で3勝0敗、防御率4.23。打撃では打率.238、3本塁打、20打点だった。