重要な場面で結果 パが誇る「チャンスに強い選手」は?
勝負強い打撃見せるもう一人のソフトバンク主砲
【福岡ソフトバンク・内川聖一選手】
2011年:得点圏打率.341 打率.338
2013年:得点圏打率.326 打率.316
2014年:得点圏打率.331 打率.307
2016年:得点圏打率.302 打率.304
内川といえば、プロ野球における右打者史上最高打率保持者であり、史上2人目の両リーグ首位打者獲得者である。その超一流プレーヤーぶりは今さら言うまでもないが、チャンスにも強く、チームへの貢献度も非常に大きい。7年連続打率3割達成者でもある内川は、3割には届かなかったものの2012年と2015年にも得点圏打率.299という数字を残した。今季は中田翔選手(日本ハム)に次ぐ106打点をマークするなど、勝負強い打撃でチームを勝利に導いている。
「得点圏打率が高い=チャンスに強い選手」とするならば、上記の選手たちが該当すると言っていいだろう。実際に試合を見ていても、これらの選手は点が欲しい場面で重要な一打を放っている印象が強い。
チームの勝敗を決する場面での勝負強さは、プロ野球選手にとって必要不可欠な能力である。ここぞという場面でいかに自分の能力を発揮できるか、そこが勝負を分ける重要なポイントとなり、チームにとってもありがたい存在であると言える。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」編集部●文