イチロー、最強左腕、25歳天才打者も 殿堂入り確実現役9人、米メディア特集
好選手が続々、最強左腕に天才打者の名も
7番手はドジャースのクレイトン・カーショー投手。メジャー最強と称される左腕はサイ・ヤング賞3度、ナ・リーグMVPにも輝き、最優秀防御率は4度、3度の最多奪三振、21勝のシーズンが2度と圧倒的な実績を積み上げていることを紹介。WARは53.5で現役投手2位となっている。
8番手はジャイアンツで3度のワールドシリーズ制覇を経験しているバスター・ポージー捕手が挙げられている。過去、新人王、MVP、首位打者、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞など数々のタイトルを獲得した捕手はメジャーでプレーした8シーズンで通算WARが現役打者28位の33.1だという。
9番手はエンゼルスのマイク・トラウト外野手。「最高の万能選手」と評価される天才打者は早くも米メディアから将来の殿堂入りを確実視されている。特集では通算WARが現役打者9位の47.7とレポートしている。
特集で名前が挙げられたのはいずれも名手ばかり。その中でイチローは最年長の43歳で唯一の40代選手となっている。また、現時点で20代はポージーら3選手でその圧倒的な成績からカーショーが28歳、トラウトが25歳の若さでリストの中に選出されている。
毎年、大きな話題を呼ぶ殿堂入り選手の発表。今年はどの選手が栄光のリストに名を連ねるのか。メジャー通算555本塁打を誇り、先日、独立リーグ・四国アイランドリーグ(IL)plusの高知との契約合意が発表されたマニー・ラミレスらが新たに候補入りしており、投票の結果が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count