田中将大の去就に議論過熱 ヤ軍対応に反応様々「トレードすべき」「反対」
ダルビッシュとともにダブルエース実現? 「私ならタナカに投資」
「2018年に2人の日本人投手が在籍しているでしょうか? もしくは、オオタニがポスティングされれば、3人ということもありえますが」との問いかけに、「来年ダルビッシュがFAとなった場合、レンジャーズが彼を手放すとは考えにくい。もし手放すなら、相当な驚きだ。また、贅沢税との兼ね合いで、ヤンキースが来オフにFA市場で大金を費やさないのではとも思う。ダルビッシュを獲得すべきタイミングは5年前だった。当時20代半ばであった彼も、来年FAとなっているころには31歳だ。さらに、近年はトミー・ジョン手術も受けている。どう思われても構わないが、私ならその分の金額をタナカに投資する」との見解を示している。
昨季メジャー3年目にして初めてシーズンを通じて先発ローテを守り、エースとして存在感を示した田中。シーズン200イニング間近の199回2/3を投げ、自己最多14勝(4敗)、リーグ3位の防御率3.07をマークした。その勝率の高さは米国内でも話題となるほど、評価を高めている。一方で、「NJ.com」が「長期契約を延長するにあたって未だに多大なリスクがつきまとう」と指摘するなど健康面への懸念は完全に消えていない。
28歳右腕は今季どのような投球を見せ、どのような決断を下すのか。そしてヤンキースは早い段階で何らかの手を講じるのか。現地でもその動きに大きな関心が寄せられている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count