なるか、史上初の“甲子園早慶戦”? 27日発表センバツ当落線で要注目

1956年夏に王さんが経験…同時出場は過去2度だけ

 早実は通算49度(春20度、夏29度)、慶応は同25度(春8度、夏17度)、甲子園に出場しているが、歴史をひも解くと、2度だけ同時出場が実現している。

 1度目は1956年夏、早実は1年生の外野手兼投手・王貞治(現ソフトバンク球団会長)を擁して臨んだが、2回戦で岐阜商(岐阜)に1-8で敗戦。慶応は初戦の2回戦で仙台二(宮城)に3-4で逆転負けを喫している。

 2度目は2009年春、早実は準々決勝で利府(宮城)に4-5で逆転負け。エース・白村明弘(現日本ハム)を擁した慶応は1回戦で開星(島根)に1-4で敗れた。

 特に2009年は甲子園では53年ぶりの同時出場となり、大きな話題を呼んだことを記憶するファンも多いかもしれない。そして、今年は当時から8年ぶりとなる早慶そろい踏み実現に期待が高まっている。

 もちろん、話題性があるからといって、簡単に出場権を得られるわけではない。

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