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“今年最もNPBに近い男” プロ注目の17歳右腕が独立リーグを選んだワケ

大学でも社会人でもない理由…「一発勝負より毎年勝負」

 ただ「最初は大学に行こうと思っていた」という伊藤が選んだ道は、大学でも社会人でもなく、独立リーグ。それには、明確な理由があった。

「NPBに行くには大学や社会人よりも近道。一番近いのはアイランドリーグだと思った」

 もちろん、プロ野球選手を送り出している強豪大学からの誘いはあった。転機となったのは、監督、部長と進路について話し合っていく中で、独立リーグの存在を教えられたことだ。徳島の南啓介球団代表と会い、気持ちは一気に傾いた。一番大きな要因は「毎年勝負」にあったという。

「4年間で一発勝負の大学より、毎年勝負をかけられるところに魅力を感じた。大学でピークが2、3年生になる時もある。自分が一番、旬なタイミングで入れるチャンスがあることに惹かれたんです」

 大学に進学すれば、プロに挑戦できるのは4年生になってから。実際にプロ注目として期待されて進学しながら故障などで伸び悩み、あるいは選手層の厚い名門校で出場機会を思うように得られず、プロ入りを断念する選手も少なくない。だが、独立リーグに進めば、指名の権利は毎年得ることができる。両親に「お前に任せる」と背中を押され、四国の地で勝負することを決断した。

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