選抜決勝で宿命のライバル対決が実現 過去のデータで見る大阪桐蔭VS履正社
史上初となる決勝での大阪対決、履正社にとって大阪桐蔭は目の上のたん瘤!?
2017年の第89回選抜高校野球大会はともに大阪府の履正社と大阪桐蔭の決勝になった。
選抜高校野球では、同一都府県から複数の高校が選ばれることがある。同一都府県高はできるだけ当たらないように対戦が振り分けられるが、勝ち進むと当たることがあるのだ。
これまで同一都府県同士の決勝は
1938年 愛知県 中京商 1-0 東邦商
1941年 愛知県 東邦商 5-2 一宮中
1948年 京都府 京都一商 1-0 京都二商
1972年 東京都 日大桜丘 5-0 日大三
の4例があるが、大阪府同士の決勝は史上初。
なお、夏の甲子園でも東京都、北海道から2校が出場する。また、10年ごとの記念大会ではこれに加え、大阪府、神奈川県、埼玉県、愛知県、千葉県、兵庫県から2校が出場するが、これまで同一都道府県が決勝で対戦した例はない。
大阪府には、私学7強と言われる強豪校があった、このほど高野連を脱退したPL学園、興國、明星、浪商(現大体大浪商)、北陽(現関大北陽)、近大附属、大鉄(現阪南大高)の7校だ。いずれも甲子園で活躍し、有名なプロ野球選手を多数輩出している。