【全文】川崎宗則、強い覚悟と爆笑の入団会見「ストレスが僕を強くした」
「朝起きたらクビだっていうメールがあって、こりゃ困ったなと」
――今の心境は。
「昨日、一昨日までアメリカにいました。そしてクビになりました。朝起きたらクビだっていうメールがあって、こりゃ困ったなと思ったときに、一番最初に声をかけてくれたのがホークスでした。すごく嬉しかったし、次の日ホークスだ、ホークスに行きたいと思いました。そして今日サインしました」
――6年ぶりの復帰。ホークスへの強い思いがあった。
「福岡が大好きで、なんと言っても、福岡に帰ってくるたびにたくさんのGMがいました。タクシーの運転手さん、行く店の大将のみなさん、エレベーターで会う子供連れの家族のみなさん『いつ帰ってくるの?』と。それはすごく頭にありました。僕の思いももちろんあるんですが、福岡の人たちのたくさんの思いがあったからだと思っています。感謝しているし、こんな僕みたいなのに、声をかけてくれたたくさんのGMたちに本当に感謝しています」
――球団からの言葉は?
「球団からのたくさんの言葉は響いていまして、ホークスに来てくれというのは毎年のように言われていました。でも、このタイミングになったのかは分かりません。なぜここになったのか。いま時差ボケでボケっとしているのもあると思うんですけど、まだ夢かと思うくらい不思議な感じがします。福岡が好きで、ホークスが1番好きな球団で、このユニホームを着るってことが嬉しく思うし、1番嬉しい。多くの方に声をかけてもらったのもうれしい」