「今までのドラゴンズと間違いなく違う」 中日の新たなファンサービスとは

昨年から始動したAGP、なぜプロジェクトは発足したのか?

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本拠地開幕戦でプレゼントするマフラータオル【写真提供:中日ドラゴンズ】

 中日ドラゴンズは4月4日(火)の本拠地開幕戦で「D-LOVEマフラータオル」を「ドラゴンズ愛」のある来場者全員にプレゼントする。ドラゴンズは、昨年からAGP(オーディエンス・グロス・プロジェクト)を始動。観客動員アップのため、さまざまなイベントを企画している。中日ドラゴンズ営業本部企画営業部の水野陽一朗さんに、プロジェクトが発足したきっかけや、今シーズンのファンサービスなどを聞いた。

 AGPには、球団の社員8人、ナゴヤドームの社員7人が参加。さまざまな部署から社員を集め、プロジェクトチームを立ち上げた。

「昨年立ち上がり、手探りで始めました。今年はパワーアップして、いろいろなイベントを企画しています。他球団も面白いイベントを行っていますが、ドラゴンズも、もう少しインパクトのある事をやりたいと思っていました。今までもイベントは行ってきたものの、『本当にお客様に喜んでいただけているのか』『楽しんでいただけているのか』というところを重要視してアンケートやヒアリングを実施し、他球団のイベントを参考に企画、考察しています」

 プロジェクトを実行していく中で、球団内の意識も徐々に変わっていると水野さんは話す。

「お客様目線になってやっているつもりでしたが、やっていませんでした。アンケートも今までは取っただけで終わっていましたが、昨年からは効果測定も積極的に行い、お客様の生の声を拾い、どうやったら喜んでもらえるか、ファンの方と直接話をするなどしました。意識は以前に比べかなり変わりましたね」

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