ロッテ福浦が史上49人目の「21年」に 実働年数に見る選手寿命の伸び
選手寿命な確実に伸びている―
この一覧を見ると、最近の選手が上位に並んでいることがわかる。
かつて、野村克也の「実働26年」は、王貞治の868本塁打、張本勲の3085安打とともにアンタッチャブルな記録とされてきたが、21世紀以降、この年数に迫り、破る選手が続々と生まれた。選手寿命は確実に伸びているのだ。
福浦、荒木に続く現役選手では、相川亮二、森野将彦が18年目。2人はまだ今季1軍出場がないが、出場すれば19年目になる。かつては「10年選手」が一流の証とされたが、これからは「20年選手」が、一つの目標になるだろう。
福浦和也の上には、まだまだ実働年数が長かった選手がたくさんいる。2000本安打、そして更なる目標に向かって頑張ってほしい。
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広尾晃●文 text by Koh Hiroo