“最強守護神”ソフトBサファテ、通算200セーブに並ぶ圧倒的な数字とは…
サファテが絶対的なクローザーと呼ばれる、もう1つの理由とは…
1点台はサファテだけ。キャリアでも2012年、広島時代に2.90になった以外は今季(0.84)も含め、すべて2.00未満。絶対的なクローザーと言えるだろう。
○現役選手のセーブ10傑
岩瀬仁紀 403(中)
藤川球児 223(神)
サファテ 200(ソ)
武田久 167(日)
永川勝浩 165(広)
平野佳寿 145(オ)
山口俊 111(巨)
増井浩俊 96(日)
西野勇士 86(ロ)
松井裕樹 86(楽)
サファテは、藤川のセーブ記録を来年にも抜く可能性がある。サファテに次ぐ4位以下の投手にはベテランが多い。次の200セーブはオリックスの平野が有望だが、将来的には、今季すでに23セーブを挙げている21歳の楽天松井に期待がかかるところだ。
サファテは、今年4月に36歳となったが、衰えは全くうかがえない。分厚い戦力を誇るソフトバンクでも、サファテの代わりを務めることができる投手は見当たらない。まさに「勝利の方程式」の担い手だと言えよう。
シーズンセーブ記録は2005年に中日岩瀬、2007年に阪神藤川が記録した46だが、サファテは今季、これを破る可能性もある。最強のクローザーはどこまで記録を伸ばすだろうか?
(広尾晃 / Koh Hiroo)