ゲレーロ、ゴードン、ビシェット…MLB「若手球宴」に“スター二世”が勢揃い
「フューチャーズゲーム」に二世選手がズラリ、ゲレーロJrらが躍動
米マイナーリーグの有望選手で構成される「オールスター・フューチャーズ・ゲーム」が9日(日本時間10日)にマイアミのマーリンズ・パークで行われた。米国人選手で構成された「USフューチャーズ」が、米国外選手で編成された「ワールド・フューチャーズ」に7-6で勝利。この試合では、かつてMLBを沸かせたレジェンドの2代目選手が続々と登場。底知れぬポテンシャルを見せつけたことが、米国で大きな話題となっている。
ドミニカ共和国出身の大砲でメジャー通算打率.318、449本塁打を放ったブラディミール・ゲレーロの息子、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニアは現在、ブルージェイズ傘下の1Aランシング・ラグナッツに所属。派手なドレッドヘアがトレードマークの“大砲二世”は「ワールド・フューチャーズ」の「7番・DH」で先発出場した。4打数2安打2得点と活躍。99マイル(約159キロ)の豪速球をセンター前に運ぶなど、父親顔負けのバッティングを披露した。
現役時代に「フラッシュ」の愛称で知られたメジャー通算138勝投手、トム・ゴードン氏を父に持ち、マーリンズのディー・ゴードン内野手が兄というサラブレッドのニック・ゴードン内野手は、「USフューチャーズ」の「1番・遊撃」で先発。ツインズのナンバー1プロスペクトでもある「リードオフマン」は3打数1安打1得点と勝利に貢献した。