“超新人”ジャッジ「重圧なかった」 47発で総飛距離6.3km、驚異の本塁打競争

前年覇者のスタントンには「実際に間近で見て感動した」

「本当に楽しかったし、信じられないくらい最高の経験だった」

 こう話したスーパースター候補は、昨季覇者のスタントンと談笑する場面もあり、「(スタントンの打撃は)見ていて楽しかった。実際に間近で見て感動した」と目を輝かせた。MLBの解析システム「スタットキャスト」は、ツイッターでジャッジが47本塁打で総飛距離3.9マイル(約6.3キロ)を記録したと紹介した。

 今季メジャートップの30本塁打を放ち、打率はア・リーグ3位の.329、打点は2位の「66」。OPS(出塁率+長打率)は1.139と驚異の数字を誇る。3冠王や、2001年のイチロー外野手以来となる史上3人目の新人王&MVPのダブル受賞にも期待がかかる“超新人”。初のオールスターで、まずはホームラン競争でその実力を存分に発揮した。

【第1ラウンド】
ミゲル・サノ(ツインズ)11本 ◯

マイク・ムスタカス(ロイヤルズ)10本

ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)17本 ◯

ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)16本

チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)14本

コディ・ベリンジャー(ドジャース)15本 ◯

ジャスティン・ボーア(マーリンズ)22本

アーロン・ジャッジ(ヤンキース)23本 ◯

【準決勝】
ゲーリー・サンチェス 10本

ミゲル・サノ 11本 ◯

コディ・ベリンジャー 12本

アーロン・ジャッジ 13本 ◯

【決勝】
ミゲル・サノ 10本

アーロン・ジャッジ 11本 ◯

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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