ソフトB、工藤政権で初2位ターンも大きな収穫 若手台頭「非常に良かった」

楽天と熾烈な首位争い、激戦続きに「野球ファンには楽しんでもらえているのでは

 後半戦に向けての不安材料は、やはり登板過多となっているリリーフ陣。岩嵜翔の42試合を筆頭に、森唯斗が39試合、守護神のサファテが35試合、1か月の登録抹消期間があった嘉弥真が31試合。勝負の後半戦に向けて、指揮官は「1番は先発陣が少し長いイニングを投げてくれることが、僕の希望しているところ。ただ、試合の状況とかを考えると、どうしてもリリーフ陣に頼ってしまうところがある。このオールスター休みを利用して、リリーフの人には英気を養ってもらいたい。後半戦も厳しい戦いが続くと思うので、リリーフの人に頼るということではなく、打たれる時もありますので、みんなでカバーしていきたい」とした。
 
 楽天との直接対決は、首位攻防戦という名に相応しいハイレベルな激戦を毎試合のように繰り広げている。「普段よりも力も入りますし、何としても勝ちたいという気持ちを持って常に試合には臨んでいる。ですが、楽天さんも力をつけられていますし、対等にいい試合が出来ているというのは、やっている方はキツイですけど、野球ファンの方には楽しんでもらえているのではないかと思います」という工藤監督。勝負の後半戦。ソフトバンクは楽天から首位の座を奪い取れるだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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