ムネリン、米仕込みの美技披露で自画自賛 技の名前は「ジョナサン」!?

流れるようなプレーで東浜を助けたソフトバンク・川崎宗則【写真:(C)PLM】
流れるようなプレーで東浜を助けたソフトバンク・川崎宗則【写真:(C)PLM】

ホークス川崎が試合の流れ左右するビッグプレー「あっちで学んだ技」

 ソフトバンクの川崎宗則内野手がメジャー仕込みのスーパープレーを見せた。後半戦スタートとなった17日の西武戦(ヤフオクD)。1点ビハインドで迎えた4回の守備。川崎自身が「いい守備が出たね。素晴らしいプレーから、流れが一気に来たね。あのプレーで今日は勝ったようなもんだね。気持ちいいくらいに言うでしょ?(笑)」と自賛するプレーが飛び出した。

 無死一塁で、打席に4番の中村。1ボールからの2球目、先発・東浜のボールをはじき返した打球は、右腕の横を痛烈なゴロで抜けた。あらかじめ二塁ベース寄りに位置を取っていた川崎は、スライディングしながら、逆シングルで打球をキャッチ。そのままグラブトスで、遊撃の高田へ。二塁ベースを踏んだ高田が一塁へ送り、併殺を完成させた。

 最初の位置取り。定位置寄りも、若干二塁ベースに寄せていた。「ちょっとは寄っていたけど、そこまでは寄れないからね。あの辺に来そうだなと思って、ちょっと1歩、ポンって寄った。ヒラメキが当たったんよ、マジで。動いてなかったら取れなかったけど、感覚だった」。名手としての嗅覚が働いた。

 足から滑ってキャッチし、素早いグラブトス繋がった一連の流れるような動き。ポイントは頭から滑るのではなく、足から滑るところ。「足から行くと、ギュッと止まるから。止まってしまったら、次の自分のプレーがしやすいからね。あっちで学んだ技ですけど、あれで結構今アウト取っているね。(日本に前いたときは)頭から行っていたよね、滑ってね。その分遅れるよね。足から行っている分、すぐ自分のプレーに移れる」という。

素早いトスに「覚えてないわ、どうやったか」、東浜も感謝「助けられた」

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