遊撃から驚愕膝つきダイレクト送球 サヨナラ危機で美技3連発「全部9回??」
9回ピンチですべて美技で3アウト、チームは直後の延長10回に2発で勝利
マリナーズのジーン・セグラ内野手が17日(日本時間18日)の敵地アストロズ戦で、サヨナラ負けのピンチを迎えた9回に美技を3連発。延長10回、9-7での勝利に大きく貢献した。ファンからは「なんて男だ」と驚きの声があがっている。
両チームが8回に1点ずつを取り合い、7-7で迎えた9回だった。マリナーズは6月下旬から中継ぎに回っているガヤードがマウンドに上がったが、先頭レディックにツーベースを浴びる。サヨナラのピンチ。ここから、セグラが美技を連発した。
まずは、ゴンザレスの三遊間への当たりにダイビング。走者のレディックの足の間を抜ける難しいゴロだったが、見事にストップ。膝をついたままの状態で、三塁ベース側を向いていた体を捻りながら一塁にノーバウンドの送球を送り、アウトに仕留めた。
グリエルは敬遠四球の後、セグラとブルワーズでチームメートだった青木が打席へ。ショート正面への強いゴロとなったが、グラブに収めると、すぐさま本塁へ正確な送球。三塁走者のレディックをアウトに仕留めた。
続くマッキャンは敬遠四球で、なおも2死一、二塁のピンチが続く。ここでブレグマンのゴロは再び三遊間へ。セグラはこれに食らいつくと、ジャンプして反転しながら二塁へ送球。3つのアウト全てを美技で奪った。