ま、まさか…平凡飛球を外野手が7Mヘディング→見事柵越えの“笑撃弾”が誕生

今年開催されたWBCではイスラエル代表として出場したザック・ボレンスタイン【写真:Getty Images】
今年開催されたWBCではイスラエル代表として出場したザック・ボレンスタイン【写真:Getty Images】

ダルビッシュとのトレード交換要員候補で注目ベルデューゴの一発

 7月31日のトレード期限に向けて、レンジャーズのダルビッシュ有投手の去就問題に大きな注目が集まっている。エース左腕カーショーが長期離脱するドジャースが獲得に乗り出していると報じられる中、そのトレード要員として期待されている21歳の新鋭が“笑劇”のホームランを放ち、話題になっている。

 トレードが実現した場合、交換要員の中心になると見られるのは、ドジャース傘下3Aオクラホマシティに所属するアレックス・ベルデューゴ外野手。2014年ドラフトで2巡目で指名されたプロスペクトだ。今年は3月のWBCでメキシコ代表に選出され、マイナーの球宴、オールスター・フューチャーズ・ゲームにも選出されている。

 次世代のスターとして期待を集める逸材が、爆笑必至の一撃を放ったのは25日(日本時間26日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス傘下3Aリノ戦のことだった。8回裏1死一、二塁で打席を迎えたベルデューゴは初球をフルスイング。高々と打ち上がった大飛球を、右翼ザック・ボレンスタインが必死に追いかけた。

 が、捕球しようとグラブを高く突き上げたがキャッチ出来ず。それどころか打球は見事に頭を直撃し、大きくバウンドして5メートル以上離れた右翼フェンスを越えて、ブルペン内に着地した。まるでサッカーのヘディングによるスーパーゴール。衝撃、いや笑撃の3ランホームランが生まれた。

110メートルはバット、7メートルは頭

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