イチローが貴重な二塁打 「タフ」な状況で7月好調、指揮官「ビッグヒット」

指揮官が語るイチローの「タフ」な状況

 背番号51の前半戦と後半戦の違いについて質問されたマッティングリー監督は「前半戦と後半戦でそこまでの違いは感じない。前半戦は結果以外の部分では大きな違いは感じない。彼のスイングもそうだ。だが、出場機会が少し増えてきた。それで打撃もまとまってきた。そういうことがタイミングの面で役立っているのではないか」と分析している。

 また「私には本当に違いを感じないんだ。毎回1打席しかなければ、何が起こるか分からない。先発して、3、4、5打席に立てば違う。1試合1打席という状況では、ヒット数で成功を収めるのはタフなんだよ」と心苦しそうに語った。

 メジャー最強と呼ばれるスタントン、イエリッチ、オズナの外野手トリオは今季大きな故障なく、打撃陣の主軸を担っている。昨季まではレギュラーの負傷などもあり、席数を確保していたイチローだが、今季は4番目の外野手という難しさと向き合い続けている。難しい状況の中でも当たりを取り戻してきた51番に対するマッティングリー監督の信頼は微塵も揺らいでいない様子だ。

(Full-Count編集部)

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