「すごい!!」プレーを選択―「パ・リーグTV」で話題、「切り出し動画」の裏側
パ・リーグ6球団が合同サービスの「パ・リーグTV」、その裏側とは
6球団横断型プロジェクトの「パ・リーグ親子ヒーロープロジェクト」や、歩数計アプリの「パ・リーグウォーク」など、パ・リーグ6球団が合同で行うサービスは複数あるが、そのうちの一つに公式ライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」がある。
2012年にスタートし今年で6年目を迎えたサービスだが、その内容は試合のライブ配信だけに限らず、特集動画をはじめとする様々な動画がサイト内にアップされている。その中で2014年に提供を開始した「切り出し動画」は、見たいイニングが丸ごと見られる「イニング動画」とは異なり、ホームランや好プレーなどを切り取った“注目シーン”だけが見られる動画である。プレーが行われた後、もう一度見たいという方にオススメの、短時間でお手軽に見られる動画となっている。
これまでに「パ・リーグTVの内部を大公開」として第1弾の「SNS編」、第2弾の「動画編集編」をお届けしてきたが、今回はその第3弾として、「切り出し動画」の配信作業を担当する市川氏に話を伺った。
――どのような体制で切り出し動画及び、イニング動画は作られているのですか?
「パ・リーグTVの配信が行われているパ・リーグデジタルメディアセンターに、3試合だと3人の作業担当者が出社して作業をします。イニング動画や切り出し動画はすべてアルバイトの子たちが作成を担当。切り出し動画の文に関しては、アルバイトの作業者が下書きをしてくれますので、その文を私が修正や確認をしてサイトにアップさせています」
――どのような人たちが動画作成の作業を担当しているのですか?
「主に大学生のアルバイトが中心で、若く明るい雰囲気の中で作業が進められています」