ロッテ・ペーニャが感じた2年前との違い 待望の本塁打の裏に意識の変化
福浦の言葉もきっかけに
打席での考え方を変えたことがきっかけになった。「(外国人選手に対して)2年前は、ストレートを見せ球にして変化球で打ち取るパターンがほとんどだった。再来日して一番違いを感じたのはストレート勝負が多いこと。変化球のタイミングで待っていては、速い球に対応できない。映像を見て、昨日あたりから、そのことを再確認した」と言う。
6回の2号もベンチで福浦からもらったアドバイスが生きたという。「ストレート狙いでスライダーに対応したら」の助言によって、変化球に多少詰まってもスタンドまでもっていけた。
「これからも自分の打てる球をしっかり待っていけば、今日みたいなホームランが増えるだろう」
本塁打を打ち始めた助っ人からは、遅ればせだが、ロッテファンには嬉しい量産宣言も飛び出した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)