9勝目逃した田中将大、際どいコースにボール判定連発で「苦しくなった」

田中、際どいコースを「全部ボールだと言われて苦しくなった」

 この日は5回途中で88球を投げ、キャリアワーストの与四球5。6-3とリードした状況で無念の降板となり、9勝目はお預けとなった。

「ノースジャージー・コム」によると、ジラルディ監督は試合後、「彼のスプリットは最高というわけではなかった」と振り返り、降板について「疲労がたまっている懸念があった」と説明した。記事では「代名詞の変化球(スプリット)なしではタナカは脆弱だった」と指摘した。

 一方、田中は地元メディアの取材でスプリットの影響について「もちろんありますけど、それでどうしようもないということになるわけではない」と語り、「際どいところ、際どいところと投げていって少しずつそれが全部ボールだと言われて苦しくなった部分もある」と振り返った。

 今季は23登板で8勝10敗。ここ最近は投球内容も上向いていたが、思うように勝ち星を積み重ねられない状況が続いている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY