ホークス東浜、“突進”アマダーに理解「真剣勝負でやっている証拠」
ハーラートップ14勝にも「個人の記録に興味がない」
2回にはアマダーへの5球目が高めに外れ、思わぬ“襲撃”を受けた。横綱級の突進に一塁手の福田秀平が身を呈して東浜を守った。「ああやって守ってくれるのはありがたい」と、チームメートに感謝をしつつ、「あれも真剣勝負でやっている証拠。相手の気持ちもわかる」とアマダーの威嚇にも理解を示した。
「あの5球目は三振を狙いにいって、コースだけは間違わないように投げた球。ただ(その前の)3球目は確かに抜けた球だったのでボクにも非があるというか、(アマダーの怒りは)ボクにも理解できる」
慣れない乱闘騒ぎに動揺しながらも「そこはそこで切り替えてバッターに集中できた」という。
西武の菊池雄星を一歩リードする14勝目にも「個人の記録に興味がない」と、即答した。「周りに勝ちをつけてもらっているという意識が強いし、負けがあまりついていないのも周りがカバーしてくれるおかげ」と謙虚さを見せる。7回途中での交代についても「自分ではいっぱいいっぱいという感覚はなかったが、周りから見てそうなら、そこを乗り越えるしかない」と力強く語った。