前田健太が救援でドジャースを救う? 指揮官期待「右打者にとても強い」
右の中継ぎに不安抱えるドジャース
また前田自身も通訳を介して「現実に関しては理解している。ポストシーズンでは先発投手の数は限られたものになる。先発を務めたいが、理解している。残りの限られた試合の中で、ブルペンで成功するためのリズムや流れをつかみたい」と中継ぎへの配置転換に前向きな姿勢を見せたという。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」電子版も「先発・マエダはわずか3イニングの登板となり、ニック・ウィリアムスには2ランも許した。しかしポストシーズンに向けて右の中継ぎ候補として検討されるには十分の出来であった」とレポート。ドジャースが右の中継ぎ投手に不安を抱えていることも伝え、指揮官が「今後マエダをブルペンの武器として見ていく」と期待を寄せたことも紹介した。
前田は今季27登板のうち、救援で2試合に登板。計5イニングを投げ、0勝0敗1セーブ、防御率1.80の成績を残した。球団公式サイトでは過去2シーズンで対右打者に対して被打率.216と好成績を収めていることを特筆しており、バエズ、ストリップリング、ラヴィンといった中継ぎ右腕の不振が前田を中継ぎ起用する要因となったとも伝えている。救援の切り札的存在として期待されている前田は新たな役割を担い、チームのワールドシリーズ制覇に貢献できるか
(Full-Count編集部)