「だいぶ慣れてきた」セットアッパー前田健太がド軍世界一へ最後のピース!?
先発投手としての“思い”はあるも…「とにかくチームの勝利に貢献したい」
「前回(第2戦)は5回でしたけど、今回は8回だったので、随分、緊張感もありました。しっかり8回は投げきりたいと思ってましたし、できるだけケンリー(ジャンセン)を途中から出さないようとは思って投げました。基本的にはめちゃくちゃ長いイニングを投げることは少ないと思うんで、基本1イニングと思って力入れて投げてます」
もちろん、先発投手としての“思い”もある。ただ、「今はポストシーズンということで、とにかくチームの勝利に貢献したいという思いが強いので、そういう意味で、こうやって勝ち試合に投げさせてもらってチームに貢献できたということは、選手としてすごくうれしいと思います」と言う。そして、チームにとっては“セットアッパー”前田が悲願の世界一へ向けて最後のピースとなりつつある。
「誰も投げると思ってなかったと思うんですけど、いい場面で使ってもらって、いい結果が出て、今日(地区シリーズ突破を)決めることができたんで、いい1日です」
救援投手としての充実感をにじませ、背番号18は次のステージでの登板に目を向けていた。
(Full-Count編集部)