史上最強ホークス守備力をデータで解析、三遊間はリーグトップ、外野は鉄壁
今季ソフトバンクの選手別失策数と守備率は…
今季のソフトバンクの選手別失策数と守備率を見てみよう。
〇捕手 2失策
甲斐拓也 1(102試合 守備率0.999)
高谷裕亮 1(92試合 守備率0.998)
〇一塁手 5失策
内川聖一 2(72試合 守備率0.996)
塚田正義 2(6試合 守備率0.951)
明石健志 1(72試合 守備率0.998)
〇二塁手 3失策
明石健志 1(36試合 守備率0.992)
川崎宗則 1(37試合 守備率0.994)
川島慶三 1(37試合 守備率0.992)
〇三塁手 10失策
松田宣浩 10(143試合 守備率0.967)
〇遊撃手 7失策
今宮健太 7(140試合 守備率0.988)
〇外野手 2失策
中村晃 1(137試合 守備率0.996)
柳田悠岐 1(130試合 守備率0.996)
〇投手 8失策(1失策が8人)
チーム最多失策は三塁の松田の10だが、守備率.967はリーグ1位だ。
遊撃手は守備機会が多く、もっと失策が多くてもいいはずだが、今宮健太は三塁の松田よりも少ない7失策。もちろん守備率.988はリーグ1位だ。
外野手に至っては、143試合で2失策しかしていない。まさに鉄壁だ。
守備力は、長いチーム作りの中で培われる。この鉄壁の守備はソフトバンクの大きな財産だ。ポストシーズンそして来シーズンもこの守備力がチームを救うシーンがしばしば見られることだろう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)