【ドラフト】日ハムが交渉権、清宮が語った胸の内 両親への感謝、仲間への思い、将来の夢

対戦したい投手は明言せず、「みんな素晴らしいと思っている」 

――日本ハムの日本シリーズで始球式をしたことがあるが、当時の思い出は?

「緊張して『人が多いな』ということくらいしか覚えていない。栗山監督には会釈をした。今思えば、あの時から縁あったのかなと思う」 

――高校時代と同じように長打を期待されると思うが、プロの世界でどういう形でチームに貢献したい?

「素晴らしい選手ばかりなので、1軍でレギュラーで出たりは難しいと思う。でも、プロ野球選手になるからには、目指すべきところだと思う。『清宮だめじゃないか』と言われるのは嫌。プロ野球選手として恥ずかしい。『清宮なくして今のチームはない』と言ってもらえるような貢献をしたい」

――日本ハムがくじを引き当てた瞬間、うれしかった?

「指名していただいたところから嬉しかった。その後は『日ハムか』という感じでした」

――日本ハムが交渉権を獲得して、最初に思い浮かんだことは?

「たくさんいい選手が育っているので、すごくいい育成をされているという印象。そこが1番でした」

――こういう部分を伸ばしていきたいなというところは? プロで対戦したい投手は?

「走攻守、全部伸ばせれば。足りないことばかりなので。欲を出して取り組めればと思う。対戦するピッチャーはみんな素晴らしいと思っているので、特に誰というのはない」

――U-18が終わってからパワーアップしたいと言っていたが、どういう練習をやっている?

「ウエイトトレーニングもしているし、走ってもいる。今までと変わりはない。体作りはシーズン中より負荷をかけている」

――どういうのがいい大人で、どういうのがいいプロ野球選手だと考えているか?

「人として尊敬される人になりたい。『清宮、裏ではああいうやつなんだよ』というのは嫌。グラウンドでも、グラウンドじゃなくても目標とされる人になりたい」

――プロ野球選手の次の夢は?

「メジャーリーグに行きたい。先のことは何も残してないから言えないが、夢はある。そこに向かって目の前のことをやっていきたい」

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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