日本S明暗分ける打線起用、徳俵で迎える第4戦、DeNA打順変更はあるのか
ソフトバンクは柳田が3戦連続、第1打席に安打→得点
【ソフトバンク】
1番 12打数5安打0本3打点5得点2四死球 打率.417
2番 10打数1安打0本2打点2得点2四死球 打率.100
3番 12打数5安打0本3打点1得点0四死球 打率.417
4番 10打数3安打0本1打点0得点2四死球 打率.300
5番 7打数1安打0本2打点0得点5四死球 打率.143
6番 12打数2安打0本0打点3得点0四死球 打率.167
7番 10打数4安打1本3打点3得点2四死球 打率.400
8番 10打数2安打0本2打点2得点1四死球 打率.200
9番 9打数1安打0本1打点1得点1四死球 打率.111
通算 92打数24安打1本17打点17得点15四死球 打率.261
日本シリーズにぎりぎりで間に合った柳田悠岐を1番に据えたことが大当たり。柳田は1回の先頭打席で3打数3安打、そしてすべて本塁に帰ってきている。もともと戦力的に優位と見られたソフトバンクが、立ち上がりにリードする。DeNAに与える心理面でのプレッシャーは大きいはずだ。
3番デスパイネ、4番内川も好調。そして5番の中村晃は打率こそ1割台だが、5四死球を選んでいる。ソフトバンクは、内川、柳田とシーズン中離脱していた主軸が復帰して、打線が強化された。これを活かして「日本シリーズ仕様」のオーダーを組んで成功しているのだ。
結局は、両チームの「1番の差」が明暗を分けたと言える。追い込まれたDeNAのラミレス監督は、正念場の第4戦はどんな打線を組んでくるだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)