最後は救援投手の差、熱戦が続いた日本シリーズをデータで読み解く

主力打者が期待通りの結果を残したDeNA打線

〇DeNA打撃陣

宮崎敏郎 6試20打数8安2本5点0盗 打率.400(155)
ロペス 6試24打数7安1本3点0盗 打率.292(171)
倉本寿彦 6試21打数7安0本2点1盗 打率.333(133)
梶谷隆幸 6試23打数5安1本1点0盗 打率.217(124)
筒香嘉智 6試20打数5安1本3点0盗 打率.250(143)
桑原将志 6試26打数4安0本1点1盗 打率.154(161)
高城俊人 2試5打数3安1本3点0盗 打率.600(14)
細川成也 4試4打数2安0本0点0盗 打率.500(2)
柴田竜拓 6試18打数2安0本0点0盗 打率.111(50)
白崎浩之 2試5打数2安1本1点0盗 打率.400(10)
嶺井博希 4試10打数2安0本1点0盗 打率.200(30)
戸柱恭孝 4試8打数0安0本0点0盗 打率.000(72)
乙坂智 5試8打数0安0本0点0盗 打率.000(12)

計 6試197打数47安打7本20点2盗 打率.239

 シーズン中からチームを牽引した主力打者がほぼ期待通りの働きをした。1番桑原が出遅れたが、後半戦で盛り返した。ロペス、筒香、宮崎の中軸は、試合の流れを変える一打を度々打った。捕手はシーズン中、打撃で抜擢した戸柱が不振。嶺井、高城の出番が増えたが、それぞれ持ち味を発揮した。

 ソフトバンク本拠地でのDHは乙坂、細川、白崎を起用。乙坂、細川は無安打だったが、第6戦ではシーズン中本塁打がない白崎が同点本塁打。ラミレス監督が用兵の冴えを見せつけた。

 打線はDeNAの方がやや上。しかし併殺など好機をつぶすことも多く、打点はソフトバンクの方が多かった。

ホークス投手陣の成績は…

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