地元紙が“進言”、マリナーズはダルビッシュを「何があっても獲得すべし」

GMは先発投手獲得の必要性を明言

 ジェリー・ディポトGMも記事の中で、マリナーズ最大の弱点である先発投手補強の必要性について、「我々にはもっと先発投手は必要か? イエスだ。どれぐらいの選手が獲得可能になるのか? それはわからない。それを留意しながら我々は何をできるのか、様子を見ることになる」と認めている。一方で、同GMは「クリーブランド・インディアンス以外のメジャー全チームは同様の答えをするだろう。みんな(先発投手を)必要としているんだ」とも主張。有能な先発投手の補強は簡単なものではない。

 そして、記事では、ダルビッシュ獲得には別の効果もあると指摘。「何があってもユウ・ダルビッシュを獲得すべし。もしも、ダルビッシュがいれば、シアトルはベーブ・ルースの再来の獲得へ、集団で先頭になれるだろう」。ダルビッシュの日本ハムの後輩である大谷翔平投手の争奪戦にもプラスに働く可能性があると独自の見解を示し、一石二鳥の効果を強調している。

 マリナーズは岩隈との契約延長をオプションせず、右腕はFAとなった。金額を下げて再契約する可能性もあるが、まだ見通しは明らかになっていない。ただ、ダルビッシュを獲得し、さらに大谷も獲るようなことがあれば、マリナーズの先発ローテは一気に強化されることになる。

(Full-Count編集部)

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