ホークス戦力外→育成契約へ…甲子園V左腕・島袋が明かす「あと1年」の覚悟
他球団からのオファーを受けることもできるが…
現在、術後2か月ほどでリハビリの最中にある。支配下選手として戦力外の通告は受けたが、ソフトバンク側は育成選手として再契約する方針だ。まだ、実戦で投げられる状態にはなく、トライアウトを受けることも出来ない。他球団からのオファーを待つこともできるが、「ありがたい話なので、そこを第一に考えています」と球団からの打診を受諾する方向だという。
非情の通告を受けたのは、1軍が日本シリーズを戦っている10月29日。その時のことを「怪我をしたときから、何となく感じてはいたので、話が来た時は、やっぱりなと思ったのと来てしまったかという感じでした」と振り返り「こういう(育成という)話をいただいているのはありがたいこと。とりあえずやるだけです。ホークスにお世話になるなら、あと1年という覚悟でやっていこうと思っています」。
11月下旬には投球練習を再開出来る見通しで、来春キャンプには万全の状態に戻すことができる。
「春のキャンプでは投げられる状態になると思うので、そこからどれだけアピール出来るか。這い上がるしかない。それしかないので、そこに勝負をかける1年になりますね」
甲子園春夏連続優勝という輝かしい過去を誇る左腕が、育成から這い上がることができるか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)