米敏腕記者が指摘、ダルビッシュの評価はWSで“下降”も…契約総額160億超か

ダルビッシュの能力には高い評価も、WSのKO劇は「契約に大きく影響」

 勝敗数がそれほど重視されないメジャーにおいて、ダルビッシュがこれまでに残してきた数値はエース級との評価を受けている。ヘイマン記者も「彼は確かに素晴らしい才能を持っていて、とても気遣いができる。テキサス・レンジャーズの投手コーチたちを擁護するために(地元紙の)『ダラス・モーニング・ニュース』に送ったメッセージはとてもナイスな内容だった」と、投球に加えて人間性も評価。ただ、2度のKO劇がやはり響くという。

「しかし、ワールドシリーズで登板した2試合がどれだけ大事な意味を持っていたかを考えると、あの時のパフォーマンスは契約に大きく影響するだろう」

 ヘイマン記者はこのように言及した上で、専門家による予想では6年総額1億5500万ドル(約176億円)とされているダルビッシュの契約は、実際には6年総額1億4400万ドル(約163億4400万円)になると分析。総額で約13億円の開きが出ているが、それでも、年平均では2400万ドル(約27億2400万円)の契約を手にできるとの予想だ。

 なお、ランキングで1位とされたのはエリック・ホズマー内野手(ロイヤルズからFA)。寸評では「ユウ・ダルビッシュがワールドシリーズで悲惨な時を過ごして以降は、ホズマーがトップに位置している」として、7年総額1億6000万ドル(約182億円)での契約を予想。2位はJ・D・マルティネス外野手(ダイヤモンドバックスからFA)で6年総額1億5000万ドル(約170億円)、4位はダルビッシュと同じ先発のジェイク・アリエッタで5年総額1億2500万ドル(約142億円)、5位はマイク・ムスタカス内野手で5年総額8000万ドル(約91億円)となっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY