デビュー1か月以内の契約延長は3例…米メディアが大谷翔平の契約を考察

名遊撃手シモンズはデビュー1年後に7年65.5億円で契約延長

 記事によれば、これまでメジャーデビュー、あるいはメジャー登録日数が30日に満たない速さで契約延長した例は3件ある。2008年4月にレイズはデビューからわずか6日の三塁手エバン・ロンゴリアと6年1750万ドル(約19億7800万円)+3年の球団オプションという契約延長をした。また、レイズは2011年12月にもメジャー登録が17日間の左腕マット・ムーアと5年1000万ドル(約11億3000万円)+3年の球団オプションで契約延長。2014年6月にはアストロズが一塁手ジョナサン・シングルトンがメジャー昇格した日に、5年1000万ドル(約11億3000万円)+3年の球団オプションという驚きの契約延長をした。

 その他にもメジャー登録が50~156日以内で契約延長した選手として、6年2500万ドル(約28億2600万円)+2年の球団オプションで延長したホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手、ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手が存在。デビューから1年待てば、エンゼルスの名遊撃手アンドレルトン・シモンズのように7年5800万ドル(約65億5600万円)と契約はさらに大きくなるようだ。

 今オフに契約する際、近い将来の契約延長を球団が約束することは禁じられているが、こういった例があるため「今オフに脂の乗ったオオタニがメジャー移籍することも、それほどおかしくないのかもしれない」と、記事では結論づけている。

 日米間の新ポスティング制度が合意に達した後、実際に大谷がポスティングされるのは12月以降となりそうだが、それまでもしばらくは日米で大谷が話題の中心となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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