ダル、大谷、青木の日本人3人獲得も? レンジャーズ補強候補、地元紙特集

大谷は「実際の価値よりもずっと安い額で契約を結ぶだろう」

 また、同紙は先発投手についても「一流」のリストを作成。ただ、「これは5人の一流選手のリストになる予定だった。しかし“一流選手”は非常に高い障壁となっており、今オフシーズンの人材は乏しい。よって、我々は3人に制限しなければならなかった」として、大谷、ダルビッシュ、ジェイク・アリエッタの名前を列挙した。

 最初に登場するのは大谷だ。寸評では「彼は23歳で渡米するため、契約金に上限が設けられる。彼は実際の価値よりもずっと安い額で契約を結ぶだろう」と、まずはメジャー挑戦に踏み切る段階での“特異”な状況について言及。そして、二刀流としてのメリット、デメリットについて解説している。

「解決すべき最大の問題は、登板がない時に球団は彼を打席に立たせるのかということだ。日本での過去2シーズンにわたって、彼は通算525打席に立ち打率.326、本塁打30本を記録した。打撃に関するポテンシャルは本物である。彼が故障した場合、球団は実質2選手を失うことになるのでリスクは高まる。これは日本ハムで今季、実際に起こったことである。2017年、彼は足首と大腿部故障の治療に取り組んでいた。彼らは球団最高の投手と打者を失ったのである。彼は投手としてわずか5先発で終えた」

 投手、そして打者として“一流”だからこそ、負傷離脱した際にできる穴は大きい。獲得する際には、それも考慮すべきだという。それでも、「彼が最高額の契約を得ることはないだろうが、ポスティングされ獲得可能になった際には最も注目を集める投手になるだろう」と同紙は予想。全30球団による争奪戦にもなると言われているが、レンジャーズは獲得にこぎつけることが出来るだろうか。

ダルビッシュは「大金に値する」

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