最下位ロッテの戦力整理 京大卒、元教習所教官など9選手に戦力外
猪本、柴田のテスト合格組は2度目の戦力外に
◯寺嶋寛大(戦力外)
プロ3年目。1軍出場無し。興誠高から創価大を経て、2014年のドラフト5位でロッテに入団した捕手。大学時代は1年秋から正捕手の座を掴み、2学年上のヤクルト小川ともバッテリーを組んでいた。プロ入り後は外野手にも挑戦したが、3年間で1度も1軍出場がないまま、戦力外となった。
◯猪本健太郎(戦力外)
プロ9年目。16試合25打数3安打0本塁打2打点、打率.120。鎮西高から2008年の育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。2013年にウエスタンリーグ86試合で14本塁打を放ち、オフに支配下契約へ。2014年にはファーム本塁打王を獲得するなどしたが、1軍では結果を残せず、2016年オフに戦力外となった。その後ロッテの秋季キャンプにテスト生で参加して合格。8月29日のオリックス戦(ZOZOマリン)で適時打を放って初打点を記録したが、2度目の戦力外を通告された。
◯柴田講平(戦力外)
プロ9年目。福岡工大城東高、国際武道大を経て2008年のドラフト2位で阪神に入団。プロ3年目の2011年に自身最多の104試合に出場し、打率.271をマーク。一気に覚醒が期待されたが、翌2012年は73試合、2013年が36試合と出番は減少。昨オフに戦力外通告を受けると、秋季キャンプでの入団テストの末に猪本らとともに合格し、ロッテに入団した。移籍1年目の今季は17試合に出場して33打数4安打、打率.121に終わり、2度目の戦力外通告となった。
◯脇本直人(戦力外)
プロ3年目。1軍出場無し。健大高崎高から2014年のドラフト7位でロッテに入団。2年目の2016年にファームで打率.245を記録したが、今季はイースタンリーグ100試合に出場し、打率.145と結果を残せずに、プロ生活3年で戦力外を通告された。
(Full-Count編集部)